2015年3月17日火曜日

アキヤマタケとキヤマタケとツキミタケ

上の写真は2012年10月16日にS市で撮っていた写真でアキヤマタケ。

 アキヤマタケだろうと漠然に思っていただけで、キヤマタケ、ツキミタケとの違いは全く分かっていない。
日本新菌類図鑑を見てみると
アキヤマタケはアカヤマタケ節アキヤマタケ亜節に属し、一方、キヤマタケとツキミタケは粘性のあるナナイロヌメリタケ節に属している。

この3種についての違いはどこがどう違うのだろう。
日本新菌類図鑑と東北のきのこ図鑑を参照し書き出してみた。
アキヤマタケ⇒傘の表面は橙黄~レモン色で湿っているとき粘性があり、放射状の条線がある。
         ヒダは上生、やや疎、淡黄色。
         柄は粘性なし。
キヤマタケ⇒傘の表面は中央山吹色、周辺に向かって淡色となり黄色。平滑、湿っているとき粘
         性があり、乾くとフェルト状となる。周辺には放射状の条線がある。
         ヒダはや垂生、やや広幅、やや疎。黄色、縁部は淡黄白色。
         柄は湿っている時に弱い粘性。黄色。
ツキミタケ⇒傘はレモン色で湿っているとき著しい粘性がある。周辺には放射状の条線がある。
        ヒダは上生から湾生。幅広くやや疎。淡黄色。
        柄はやや細く、上下同幅。黄色。湿っている時に弱い粘性。

東北きのこ図鑑のメモにキヤマタケは「ツキミタケに似るが同種(ツキミタケ)はより大型で、ヒダのつき方(上生~湾生)で区別がつく。」と記述がある。また次種の項でアキヤマタケとツキミタケの区別は難しいと書かれている。
 

上は最初の写真と同一場所で翌年撮ったもの。粘性の有無は確認していないがヒダは拡大してみると湾生。
 ヒダのつき方から言えば上の種は、アキヤマタケではなくツキミタケの可能性が強い。

下の種は10年前にO町で撮ったもの。やや窪地に発生し傘に粘性がある。粘性のある節からいえばキヤマタケの可能性が強いものの、ヒダのつき方の確認はしていない。
やや垂生であればキヤマタケ
上生であればアキヤマアケというところだろうか。

この仲間の写真をとるときは、粘性の有無とヒダのつき方が大きなポイントになるのかな?、と思わされた。

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