2018年5月7日月曜日

躓き

  数年前に作成した分類表は、もはや分類がかなり変わってきていて、作り直さなければならない。ハラタケ目だけでもやってみようと手掛け始めたが、「ん?」と躓くと、そこからややしばらく前に進めない。

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 昨日書いたものは、違うところを見て間違ったことを書いてしまった。
間違いに気づき削除したものの、さらに分からないことにぶち当たり
躓きまくっている。

チョイつぶやき①
 Coprinus の所属を確認しようとMycoBankを見てみるとCoprinaceae になっていて、
一瞬、独立したのかなと思ってしまった。
IndexFungorumを見てみると、こちらはちゃんとAgaricaceaeになっていた。
 たぶん、MycoBankでは近年の変動に追い付いていない、あるいは修正忘れか何かのミスだろうと思うけれど、MycoBankを頼りにしている身としては、なんだかなぁ…と意気消沈。

2018年5月5日土曜日

ムジナタケの学名

ナヨタケ科に変動があるようで
もしかしたら…と、ムジナタケPsathyrella velutinaをMycoBankで見てみた。
現在の学名は、Lacrymaria lacrymabundaとなっていた。
時間のある時に、ゆっくり調べてみたいと思う。

-----------追記------------------

 (前置き…詳しいことは分からないけれども)
現在、ナヨタケ科には14属があり、ハラタケ科にあったクロヒメオニタケ属が2015年にÖrstadius & E. Larss.によってナヨタケ科に移され、更にHomophronTyphrasaという属が設立されている。
 日本にあるのは、キララタケ属、ヒメヒトヨタケ属、クロヒメオニタケ属、タカネイタチタケ属、ムジナタケ属、ヒメヒガサヒトヨタケ属、ナヨタケ属の7属。
 以前、ナヨタケ科に置かれていた Panaeolinaヒメシバフタケ属は、現在科未定となっている。

 
  基準種 基準種和名 国内での属和名
  Coprinellus Coprinellus deliquescens  キララタケ属
  Coprinopsis Coprinopsis friesii  ヒメヒトヨタケ属
Cystoagaricus Cystoagaricus strobilomyces ―                     クロヒメオニタケ属
  Gasteroagaricoides Gasteroagaricoides ralstoniae  
Homophron Homophron spadiceum タカネイタチタケ タカネイタチタケ属
  Hormographiella Hormographiella aspergillata   
  Kauffmania Kauffmania larga   
  Lacrymaria Lacrymaria lacrymabunda  ムジナタケ ムジナタケ属
  Palaeocybe Palaeocybe striata   
  Parasola Parasola plicatilis  ヒメヒガサヒトヨタケ ヒメヒガサヒトヨタケ属
  Psathyrella Psathyrella gracilis ナヨタケ属
  Macrometrula Macrometrula rubriceps   
  Mythicomyces Mythicomyces corneipes  
Typhrasa Typhrasa gossypina  ―                           

上に書き出したものは、現在の属とその基準種。基準種の中で国内既知種は、タカネイタチタケ、ムジナタケ、ヒメヒガサヒトヨタケの3種で、後の4属の属和名は別な既知種から属和名が付けられている。ナヨタケ属の基準種は、てっきりナヨタケ、キララタケ属の基準種はキララタケだと思っていたが、「へ~、違うんだ」と分かった。
 (ムジナタケが、以前からあったLacrymariaに移され、さらに小種名も変わったのはなぜなのかは分かっていない。もしかしたら、有効とした先名権とかがあったのかもしれない…???)